


2020.12/12
こんにちは、服部ピアノ教室です。
12月6日に教室のホール発表会が終了しました。
6月の発表会が中止になり、12月の交流会であるクリスマス会も開催ができない中、小規模ではありましたがこうして発表会を開催することができて良かったです。
今回は密を避けるため、2部に分けて開催しました。
手指や備品などのアルコール消毒、体温チェック、マスク着用など、来場された皆さんのご協力でできる限りの安全対策をとることができました。
生徒さん全員での開催はできませんでしたが、アットホームな雰囲気の中で楽しい発表会が開催できてホッと、嬉しく思っています。
出演された皆さんお疲れ様でした。
緊張でいっぱいだったと思いますが、ステージに上がり、最後まで弾いてステージを降りてくることはとても大変ですごいことです。
みんな堂々としていて立派でした。
一生懸命演奏する姿はとても素敵でした。
また来年の発表会へ向けて一緒に頑張っていきましょう♪





2020.11/15
こんにちは、服部ピアノ教室です。
生徒さんの演奏を録音してみました。
自分の演奏を録音して聴くことはとてもいい練習になります。
演奏しているときは、メロディを歌ったり気をつけることを意識して弾いていますから、自分の描く完成形をイメージして弾いています。
録音して聴くときは、自分の演奏をお客さんや先生になったつもりで客観的に聴きます。
この2つにはとても大きなギャップがあって、もっとゆったり弾いているつもりだった。もっとこうだった、ああだったというのがたくさん出てきます。
自分では上手に弾けているつもりでも録音してみると違ったということがたくさんあるのです。
発表会でお客さんが聴く演奏は自分がイメージした演奏ではなく、録音のときに聴いた演奏です。自分で録音した演奏を聴いたときに、「これでいい!」と思える演奏を目指しましょう。




2020.11/2
こんにちは、服部ピアノ教室です。
10月31日にハロウィンのコスプレでレッスンに来てくれた生徒さんがいました!!
「先生に見せたくて被ってきたよ!」
とても可愛かったので、玄関に飾っていたカボチャを持って写真を撮らせてもらいました!!



2020.10/26
こんにちは、服部ピアノ教室です。
スマホって便利ですね~・・・しみじみ・・・
私はスマホに無料のメトロノームアプリを入れていて、使ったらいい場面で生徒さんにもお勧めしています。
通常のぜんまいタイプのメトロノームはメモリが100、104、108と決まっていますが、アプリは1メモリ単位で設定できるのがいいです。
ぜんまいタイプのメモリは40~208ですが、アプリはなんと1~999までできます。
私の場合は遅いのは20、速いのは600が限界でそれ以上は合わせられません(^_^;
私が使っているアプリはおもしろい機能もあって、iPhoneで使える機能のようですが、打楽器の音で出すこともできます。
プリセットで2ビート、8ビートなどドラムのパターンも入っていますし、簡単なリズムだったら自分で作ることもできるようになっています。
メトロノームよりもドラムの音に合わせる方が気分も上がり、楽しく練習できます♪
機会があったら活用してみてくださいね!




2020.10/21
こんにちは、服部ピアノ教室です。
オンラインレッスン週間を設けて、ほぼ全員の生徒さんとオンラインレッスンを行なってきました。
いつでもリモートに対応できるようにと練習を兼ねて行なってきましたが、ちょっと咳が出て調子が良くない、お母さんのお仕事が忙しいなど、リモートの方が都合がいいときなどにも活用いただいています。
教室に来なくてもレッスンができるので便利ですが、準備は少し面倒ですね。
オンラインレッスン週間でも、撮影位置を決めるのにあちこち動かして時間がかかってしまったこともあります。
リモートをすることになったときすぐにレッスンが始められるように、1人オンラインレッスンをお勧めします(笑)
Zoomアプリを起動させて、新規ミーティングを開始します。
いつもは教室が見えるように設定していると思いますが、自分が大きく見えるようにしましょう。
そしてどの位置から撮影したらいいのかあれこれと試してみてください。
鍵盤で生徒さんが弾いている様子が見えて、生徒さんの表情も見えるとレッスンがしやすいです。
鍵盤と生徒さんが同時に映るようにできなくても、生徒さんがスマホやタブレットの方を向いたり、顔を出してお話してくれる感じでもOKです。
これから冬に向けてインフルエンザの流行も心配されていて、いつでもリモートでレッスンができる環境があると安心です。
お時間のあるときに1人オンラインレッスンでセッティングの練習をしてみてください。




2020.9/27
こんにちは、服部ピアノ教室です。
右手だけの演奏が上手に弾けるようになったので両手で弾く練習を始めました。
両手で同時に、右手だけ、左手だけで弾くタイミングがうまく取れなかったのでゆっくり1つ1つ確認しながら練習をすることにしました。
弾く音を確認しているうちに右で弾くのか左で弾くのかがわからなくなって間違えてしまうので、ノートに書き出して色分けしてみました。
大好きな色を2色選んでもらって、右で弾く音を水色で、左で弾く音をピンクで書きました。
いつも使っている付箋に水色とピンクがあったので手にも貼ってみました(笑)
これなら色で確認できます。
最初はなかなかうまくいかなかったけど、何回か弾くうちにやり方がわかってきました。
おうちでも何回も弾いて両手でスラスラ弾けるように頑張ってきてくださいね!




2020.9/22
こんにちは、服部ピアノ教室です。
「家で練習してこなかったー」と生徒さん。
家で練習してこなかったらレッスンで頑張るのが教室のルールです。
じゃあ、一緒に色えんぴつ練習を頑張りましょう!(*^◯^*)
色えんぴつ練習は以前にコラムで紹介していますが、12色入りの色えんぴつを練習するたびにケースに戻して並べていきます。
生徒さんは並べるたびに数えています(笑)
「3回弾いたよ」
「5回弾いた」
とケースに並んだ色えんぴつを数えて頑張って弾いたことを実感しています。
12回の終わりが見えてきたころには演奏も上手になってスラスラひけるようになってきました。
弾き終えたときには「頑張ったよ!」「弾けるようになったよ!」
と達成感も♪
たくさん練習してえらかったです!!
おうちでも頑張ってきてくださいね♪




2020.8/26
こんにちは、服部ピアノ教室です。
就学前の小さな生徒さんたちにとってピアノの楽譜はとても難しいものです。
ピアノの楽譜は5本の線があり、線の上や線の間に書かれた〇がが何番目か判断するのに小さな子どもたちは苦労するのです。
そこで、線の上にのっかったおだんごの〇と線の間にはさまったサンドイッチの〇に番号を付けました。
この場所については楽譜のルールでも名前はありますが、それとはちょっと違って独自に番号を決めました。
ノートに書いて線と間の番号を覚えています。
まだ始めて間もないですが、〇を書くときに場所が大事という認識が持てて、判断もできてきているように思います。
この練習に慣れたら音読みに移行していきたいと思っています。
楽しみながら頑張っていきましょうね!




2020.8/20
こんにちは、服部ピアノ教室です。
大人の生徒さんとレッスン中に
「リズムは言葉で覚えた方がわかりやすいですね」
と言われて思わず「やっぱりそーなんだー!!」と実感したお話です。
以前からタイコなどを使ってリズム練習をレッスンに取り入れていて子ども達はリズムを叩く練習が大好きで喜んでタイコ練習をやっていました。
最近ふとリズムは叩けているけど口に出して読めていないかも・・・と思い始めました。
そこでいつも作っているリズム問題の内容を変えて、タイコを使うのをやめて、リズムを口で言いながら手で叩く練習に切り替えました。
切り替えて約1ヶ月になりますが、目に見えて読めるようになっていることが実感できました。
そんなある日のレッスンで大人の生徒さんに言われたのです。
「リズムは言葉で覚えた方がわかりやすいですね」
「やっぱりそーなんだ!!」
今のリズム練習に切り替える前は、私が拍を取りながらリズムも私が言葉にして子ども達はそれを聞いて叩いていました。
全部私がやっちゃっていたんですね(^_^;
今はリズムの言い方、タイミングなどと一緒にリズムの言葉を覚えてもらっています。
数種類を繰り返し練習していて、慣れっこになってきた子ども達は楽譜の中でもどんどん見つけられるようになってきました。
これからもリズムの種類を増やしていきますのでリズムの言葉をたくさん覚えてくださいね。




2020.8/17
こんにちは、服部ピアノ教室です。
オンラインレッスンを始めてからメトロノームを使うことが多くなりました。
普段のレッスンでは、私が横でカウントを取っていますが、オンラインレッスンではタイムラグがあってカウントできないからです。
でもメトロノームは慣れないと合わせるのが難しくなかなか大変です。
レッスンでも積極的に取り入れて慣れてもらうようにしています。
慣れると使った方が弾きやすく演奏が楽になります。
私が横でカウントを取ったりメトロノームを使うと弾きにくいなーと感じている生徒さんはたくさん使ってメトロノームと仲良くなりましょう♪




2020.7/22
こんにちは、服部ピアノ教室です。
先日生徒さんが、「お母さんが楽譜にタイトルを貼ってわかりやすくしてくれた!」と楽譜を見せてくれました。
ネットで購入した楽譜や長くて譜めくりが大変なためにコピーした楽譜などは厚紙に貼ってもらっていますが、黒い厚紙に貼っているとどの曲が入っているのかわからなくなってしまいます。
絵を描いたりシールを貼ったりして表紙を飾っている生徒さんもいます。
自分の好きな曲の入ったMY楽譜って感じでいいですね♪




2020.7/13
こんにちは、服部ピアノ教室です。
今週はオンラインレッスン週間です。
生徒さんも私もやり方に慣れてきて動作や対応もスムースになってきました。
ただやはりネットを介してなので動きに遅延があったり会話などにタイムラグがあるなど隣でレッスンしているのとは違います。
楽しくコミュニケーションが取れるようにフォトプロップスを作りました。
生徒さんに喜んでもらえて嬉しかったです♪
また違うのも作ってみたいなーと思っています!




2020.6/25
こんにちは、服部ピアノ教室です。
6/21はホール発表会の予定でしたが、コロナ拡大防止のために中止としました。
みんな練習を始めていたので残念ですが、特別な状況となってしまったので仕方ないですね。
少し落ち着いてきた感もありますが、秋から冬も油断できないという話もあり、オンラインレッスン週間を毎月設けて皆さんとオンラインレッスンに慣れていきたいと思っています。
今回初めて行なった生徒さんともスムースにレッスンすることができました!
数回行なっている生徒さん達は慣れた様子で普段のレッスンを変わらない雰囲気で行なうことができています。
ちょっと面倒だな、画面越しの感じがやりにくい等、なじめないという生徒さんやご父兄の方もいらっしゃるかもしれませんが、月1回のオンラインレッスン週間を通して慣れていっていただけたらと思います。




2020.6/16
こんにちは、服部ピアノ教室です。
ピアノは右手の指も左手の指も同じように自由に動かなければ上手に弾けません。
でも普通、右利きの人だったら右手より左手の方が動きが鈍いですよね。
指も親指や人差し指は動きやすいですが、薬指や小指はなかなか思うようには動かないものです。
指練習のやり方はたくさんありますが、簡単にできる練習をやってみました。
やり始めて2週間ほどになる生徒さんは少し動くようになってきたようです。
今日初めてやった生徒さんはうまく動かず、指も疲れて渋い顔(^_^;
ピアノで弾かなくても膝の上で指を動かすだけでもいい練習になります。
皆さんも時間を見つけてやってみてくださいね。




2020.5/25
こんにちは、服部ピアノ教室です。
今週はレッスンの時にご父兄にオンラインレッスンのお話をしますとお伝えしていて、生徒さんが待っている間に遊べるようにとお母さんがモールを用意してきてくれました。
お母さんとオンラインについてのお話をしている間一生懸命作っていました。
とってもかわいくて上手だったので写真を撮らせてもらいました。




2020.5/23
こんにちは、服部ピアノ教室です。
慌ただしく過ごしていたらコラムが1ヶ月ぶりとなってしまいました。
ホール発表会の練習用にYouTubeチャンネルを作って音源をUPしてきましたが、残念ながら今年のホール発表会は中止となりました。
緊急事態宣言が出されてから状況が落ち着くことを日々期待しておりましたが難しいようなのでやむなく中止としました。
そしてオンラインレッスンの導入へ向けての準備も進めてきました。
今、テスト的にオンラインレッスンを始めています。
「こういうレッスンもありだな!」というのがやってみての感想です。
以前からネットレッスンという存在を知ってはいましたが、現実的ではないように思っていました。
でもその頃から比べるとネットレッスンを行なう環境がかなり整い、誰でも気軽にできるような時代になったのかなーと思っています。
今回このような事態になったことは非常に残念ですし、困惑しておりますが、オンラインレッスン導入に踏み切れたことは良かったと思っています。
そしてこれはピアノレッスンのこれからの形として広がるのかなという楽しみも感じています。
試行錯誤しながらの導入ですが、ちょっとずつ快適な環境作りをしていきたいと思っています。




2020.4/14
今回の発表会では1台6手演奏もやります。
1台のピアノで3人で弾きます。ピアノの端から端まで3人の6つの手で演奏する見た目にも楽しい連弾です。1台4手連弾の右側の高音担当をprimo(プリモ)、左側の低音担当をsecondo(セコンド)と言います。6手連弾の場合は、同じくprimo、secondoと1番左側の低い音担当をterzo(テルツォ)と言います。3番目という意味だそうです。
1台6手「となりのトトロ」
みんなの大好きなトトロの曲です。ジブリ映画「となりのトトロ」のエンディングテーマです。作詞は監督の宮崎駿、作曲は多くのジブリ作品の音楽を手掛ける久石譲です。プリモとセコンドパートがメロディを掛け合いのような感じで弾いていきます。楽しい曲を元気に息ピッタリに演奏できるように仕上げたいです。
1台6手「エンターテイナー」
作曲したのはアメリカの作曲家スコットジョプリンです。ラグタイム王と言われています。ラグタイムというのは1900年(明治33年)頃にアメリカで流行した音楽ジャンルです。裏拍を強調したリズムで軽快な音楽です。エンターテイナーはスコットジョプリンが作曲したラグタイムの中でも人気の高い有名な曲です。楽しく軽快な演奏を目指したいです。
2台4手「アラベスク」
この曲がホール発表会Dolce練習用のYouTube動画の最後です。
以前その2でご紹介した貴婦人の乗馬と同じ曲集に入っている曲です。
どこの出版社か忘れてしまいましたが、バイエルの中に載っていました。発表会でも演奏される機会が多く、ブルグミュラー25の練習曲の曲集の中で1番知られている曲かもしれません。インパクトのある曲でバイエルを終わってブルグミュラーに入ったときにかっこいい!弾きたい!と思う1曲です。2台のアレンジはソロよりもエネルギッシュな感じになっています。
今回、家で1人で練習しづらい2台のピアノ、1台6手の曲をホール発表会Dolce練習用としてYouTubeに音源をアップしました。
レッスンで一緒に練習しますが、家での練習に使ってもらえたら嬉しいです。
服部ピアノ教室としてYouTubeチャンネルを作りましたので、よろしければ高評価とチャンネル登録をお願いします。m(__)m



2020.4/13
2台4手「栄光の架け橋」
ゆずの楽曲で、2004年にリリースされてから今も人気のある曲です。
アテネオリンピック中継のNHKの公式テーマソングで、後にCMソングにも起用され、ずっと親しまれ続けている曲です。
ピアノの前奏から始まり、ピアノ伴奏とともに歌われる曲です。
メロディがきれいな曲でピアノでの演奏にもよく合っていると思います。
2台4手「道化師の朝の歌」
作曲したのはフランスの作曲家ラヴェルです。
以前フジテレビ系列でフィギュアスケートの選手権大会を放送するときのテーマ曲として使われていた曲「ボレロ」を作った作曲家です。
この曲は第5曲まであるピアノのための組曲「鏡」の第4曲です。ラヴェル自身の手で第3曲と第4曲がオーケストラ用に編曲されています。
中でもこの第4曲「道化師の朝の歌」が有名です。
数少ない2台4手の楽譜の中にこの曲がありました!
全曲ではなく後半部分をカットしたアレンジになっていますが、難曲に2人で挑戦します。
フラメンコダンサーの一夜の恋のイメージを描いた曲のようです。
スペイン風の情熱的な曲です。



2020.4/2
2台8手「軍隊行進曲」「ハンガリー舞曲第5番」「威風堂々より第1番」
この3曲は2台8手の曲で、4人で演奏する曲です。
2台のピアノで4人での演奏は迫力があります。
ピアノが2台ある会場は限られますし、4人いないとできないのでとても貴重な機会です。私も今までに数回しか経験がありません。
今回は2台8手演奏を3組やることができて、今からとても楽しみにしています。
「軍隊行進曲」
この曲を作曲したのはシューベルトです。シューベルトは音楽の都と言われるオーストリアのウィーン郊外で生まれ育ちました。ベートーヴェンと同時期に生きた人で面識もあるようです。この曲は「3つの軍隊行進曲」の第1番で3曲ある中で1番有名な曲です。1台4手の連弾曲として作曲されたものですが、ピアノソロで演奏されることもあります。オーケストラや吹奏楽用にも編曲され多くの人に親しまれています。シューベルトが伯爵の娘2人のピアノ教師をしていたときに書かれたもののようで、この頃にたくさんの連弾曲を作曲しているようです。力強い曲ですが軽快で明るさのある曲で、弾いていても聴いていても楽しい曲です。
「ハンガリー舞曲第5番」
ドイツの作曲家ブラームスが編曲したハンガリー舞曲集の中の第5番です。ハンガリーの民族音楽に魅了されたブラームスは、たくさんの民族音楽の楽譜をまとめてハンガリー舞曲集を作りました。チャールダッシュと言われる民族音楽はこの頃とても人気があり、気軽にアンサンブルできる連弾がブームだったこともあってこの舞曲集は大ヒットしたそうです。中でも第5番が人気曲で有名です。ノリのいいリズムと軽快なリズムにのって流れる華やかなメロディがとても心地いい曲です。中間部でガラリと曲調が変わり、最初のメロディに戻って歯切れよく終わります。実は最初のメロディと中間部のメロディって作曲者が違うのだそうです。たくさんのチャールダッシュの曲から選んだ2曲を合体させて編曲された曲だそうです。ブラームスの編曲のすばらしさも人気曲になった理由なのかもしれませんね。
「威風堂々第1番」
作曲したのはイギリスの作曲家エルガーです。オーケストラのための行進曲集で、1番から6番まであります。今回演奏するのは1番です。6曲の中で1番知られている楽曲で、特に中間部のメロディが有名です。このメロディに歌詞がつけられ「希望と栄光の国」というタイトルがつけられて発表されました。イギリスの愛国歌のひとつだそうです。ピアノ用の楽譜としては1台4手連弾用、2台8手用に編曲されたものが出版されていて、たくさんの人に演奏される大人気曲の1つです。行進曲らしい堂々とした勇ましさを持つ華やかな曲です。中間部は多くの人が知っていると思います。4人で弾く中の1人として参加すると自分の音とみんなの音が絡み合ってとっても気持ちのいいところなんです!



2020.3/28
発表会で2台のピアノを演奏する生徒さんが家で合わせて練習できるように音源を作りました。
でき次第順に他の曲も載せていきますので練習に使ってもらえると嬉しいです。
ホール発表会Dolceプログラムより
2台4手「貴婦人の乗馬」「ソナチネOp.36-3より第1楽章」
この2曲はピアノの練習教材としてよく使われている本の曲です。
「貴婦人の乗馬」
作曲したのはブルグミュラーというドイツの作曲家です。パリでピアノ教師をしながらたくさんのピアノ曲を作曲したそうです。貴婦人の乗馬はブルグミュラー25の練習曲という教材の中の1曲です。教室ではバイエルを終えた生徒さんが使っています。25曲あって、全てに曲名が付いていて曲のイメージがしやすいです。メロディの美しい曲が多く弾けると楽しい曲集です。
貴婦人の乗馬は第25番の最終曲です。曲名は出版社や年代によって違っていて、「貴婦人」が省かれているものも多いようです。私はあった方がイメージしやすいですが・・。
ヨーロッパの貴族の女性が颯爽(さっそう)と優雅に馬を乗りこなす様子をイメージした曲のようです。軽やかな雰囲気で始まり、障害物を越えたり、ジャンプする様子を思わせるような場面もあります。勇敢な感じもしますが、貴族の女性が乗っているので優雅さもあります。通常はソロ曲で1人で弾きますが、今回は2台で演奏します。2人の演奏の絡みも楽しんでもらいたい1曲です。
「ソナチネOp.36-3より第1楽章」
ブルグミュラー25の練習曲を終了した生徒さんが使っている教材です。
子どもの頃にソナチネの本を手にしたときは、上手になった人が弾く本のように感じて嬉しかったです。かっちりとした曲調でかっこいい曲を弾いている気分で楽しかったことを覚えています。
この曲を作曲したのはクレメンティというイギリスで活躍した作曲家です。ソナチネアルバムという教材の中にクレメンティの作曲した曲がたくさん入っています。他の曲や曲集をほとんど見かけませんが、たくさんのソナタや交響曲も作曲したそうです。王立劇場で指揮をしたり、王妃マリー・アントワネットの御前での演奏、皇帝ヨーゼフの前ではモーツァルトとの競演など演奏家としても活躍したそうです。演奏家・作曲家、ピアノ教師としての活躍の他、指揮者、ピアノ製作者、出版者なども行なう音楽家だったようです。
この曲は全般軽快な雰囲気の曲で、メロディも覚えやすくソナチネアルバムの中でも親しまれている1曲です。中間部に曲調が少し暗くなり、そこから息長く盛り上がっていくところが弾いていても聴いていても気持ちのいいところです♪2台のピアノでよりダイナミックな演奏になっていると思います。



2020.3/26
発表会で2台のピアノを演奏する生徒さんが家で合わせて練習できるように音源を作りました。
でき次第順に他の曲も載せていきますので練習に使ってもらえると嬉しいです。
ホール発表会Dolceプログラムより
2台4手「パリの並木道で」「リオのカーニバル」
この2曲を作曲したのは、アメリカの作曲家 ウィリアム・ギロックです。1917年(大正6年)生まれ、1993年(平成5年)に亡くなりました。2017年に生誕100年を迎えあちらこちらで演奏会や講座が行なわれていました。ギロックはピアノの先生でした。子ども達のためのピアノ曲をたくさん作曲しています。また、ピアノの先生のための講習会も行なっていました。
ショパンやモーツァルトなど多くの作曲家の曲は演奏を聴くとその人らしさを感じることが多いですが、ギロックの曲はジャンルやスタイルなどが様々です。メロディが美しく、響きがきれいな曲が多いのに、子ども達にも弾けるくらいの難易度の曲も多く、ピアノ教師の目線で作曲を行なっていたのかなと感じます。
「パリの並木道で」
おしゃれで優雅な雰囲気の曲です。パリの並木道というタイトルがぴったりです。ネットで「パリの並木道」と調べてみたら四季折々たくさん出てきました。新緑や紅葉の美しい木々、並木道の向こうにお城が見えているなど絵になる風景がいっぱいでした。そんな風景をイメージしながら聴いてみてください。
「リオのカーニバル」
ブラジルのリオのカーニバルをイメージした曲で、サンバのリズムにのって進んでいく楽しく軽快な雰囲気の曲です。カーニバルの華やかさ、にぎわいを感じます。親しみのある覚えやすいメロディとノリの良いリズムが楽しい気分にさせてくれます。2人で奏でる響きがとてもおしゃれで2台のピアノならではの曲といえると思います。



2020.3/22
みんな知ってる「ねこふんじゃった」
よく「弾きたい」「教えて~~」と言われます。
私が子どものころからピアノを習っている子も習っていない子もたくさんの子ども達が弾いて楽しんだ曲です。
楽譜メーカーの全音出版社からは「ねこふんじゃった」の連弾楽譜が出版されています。また、カワイ出版の虹のリズムという曲集の中に平吉毅州さんが作曲した「踏まれた猫の逆襲」という曲があります。
日本中で親しまれているこの曲は実は世界中で親しまれています。
作者不詳ですが、フェルディナント・ローという作曲家の曲だという説があります。
オリジナルの音源が録音されたCDもあり、CDラベルには録音時の様子が描かれているそうです。
でも、フェルディナント・ローという人は存在しなかったという説もあります。
他にピアニストだったアントン・ルビンシテイン、ニコライ・ルビンシテイン兄弟のどちらかだったのではないかという説もあるそうです。
私は昔、有名なピアニストが世界中を演奏会で周り、アンコールで弾いたのがねこふんじゃっただったと聞いたことがあります。
この曲は楽譜で覚えていく曲ではなく、幼稚園の子ども達が見よう見まねで広まっていくような曲ですから、アンコールで聞いた曲を家ですぐに弾けちゃった人は多かったのかなと思います。
そしてタイトルも世界でバラバラのようです。
猫のマーチ、猫の踊り、猫のポルカなど日本と同じ猫のタイトル以外に犬、蚤(ノミ)、アヒル、ロバ、ブタ、カツレツ、チョコレート、橋、サーカス、泥棒などがタイトルになっている国もあるようです。
答えはわかりませんが、ピアニストがアンコールで弾いた曲が世界中に広まったという説好きです。
もしかしたら知らない方もいるかもしれないので弾いてみました。
良かったら練習してみてください。



2020.3/9
こぎつねが上手に弾けるようになってお気に入りの1曲になっていた生徒さん。
今日はレッスンに来てすぐドレミの歌を弾き始めました。
ドレミの歌を新しく覚えてきたようです!
好きな曲や弾きたい曲が増えることは嬉しいことですね。
音符が読めるようになってきている生徒さんなのでノートに書くことにしました。
ト音記号も音符も全部自分で書きました。

書き終わった楽譜にドレミのカナを書いて早速弾いてみました。
途中まで覚えてきたドレミの歌が最後まで弾けました!
楽譜が読めるようになると色々な曲を弾くことができます。
楽譜が苦手・・・という生徒さんも取り組んでみると読み方はそれほど難しくはないですよ。
一緒にちょっとずつ取り組んでいきましょうね。




2020.3/3
レッスンでハノンの練習をしています。
ハノンというのは指の練習曲で60番まであるのですが、レッスンでは「こどものハノン 上巻」という教材を使っています。
こどものハノン上巻は1番から20番まで入っています。
ハノン=指練習の本というイメージですが、ハノンは人の名前です。
ハノンさんがこの本を作りました。
ハノンさんがこの指練習を作ったころにあったピアノを学ぶための本は難しいものが多かったそうです。そんな中で楽譜に沿って練習することで指練習になるこの本はとても人気となり世界中に広まったそうです。
ハノンはつまんないし、手が疲れるからやだ!という生徒さんもいるかもしれませんが、練習を続けると指が自由に動くようになるのを実感できますよ。
私は以前1~31番まで練習していました。
冬の寒い日もハノンを弾くと指が温まってきますし、曲の練習をするときにも指のヨレなどが減り練習がスムースに進みました。速度を上げたら10数分で弾けます。
1番から10番までや5番まで、1番だけでも毎日練習してみましょう。弾き方を覚えたら暗譜で可能な限り速く弾くようにします。日によってリズム練習を取り入れるのもお勧めです。
是非皆さんも思うように動く指の感覚を実感してみてください♪
ハノン1番の途中までの音源と楽譜を作ってみました。
最初はゆっくり片手から、上手になったら両手で速く練習してみてください。
下のアイコンをクリックして聴いてみてくださいね。


2020.3/1
コロナウィルスの感染が拡大していて、皆様個々に感染防止の対策をとられていることと思います。
私もできる限り教室の除菌対策を取っています。
私自身のマスクの着用、毎回レッスン後の手洗い、ピアノやテーブル・ドアノブなどの除菌をしています。
また、次亜塩素酸水がインフルやノロウィルス、コロナウィルスの除菌に有効ということなので超音波加湿器と合わせて購入しました。
購入した次亜塩素酸水は「サライウォーター」というものです。

次亜塩素酸水はアルコール除菌よりも効果が高く、体への害もないので安心なもののようです。
さらに超音波加湿器に入れて使うことで空間除菌・消臭にも使える優れものです!

教室では、加湿器でお部屋の空気を除菌する他、スプレーボトルに入れて、私自身や生徒さんの手の除菌に使用します。また鍵盤やドアノブなど手で触れるところもしっかり拭いていきます。

できる限りの対策を講じて感染拡大にならないよう努めていきます。




2020.2/29
目の前のことをこなしていたら気付けばもう2月末になっていました(^_^;
遅くなってしまいましたがお雛様を飾りました♪
皆さんのおうちでも飾りましたか?
もう古い雛人形でボロボロですが(笑)、レッスンに来たら見ていってくださいねっ。



2020.2/28
こんにちは、服部ピアノ教室です。
今年のホール発表会は1部ソロ、2部連弾で開催します。
1台のピアノを2人で弾く連弾はこれまで何度も行なってきましたが、今年は3人で弾く連弾や2台のピアノ演奏など普段あまりできない形での連弾演奏も行います。
複数での演奏は迫力もあり、響きも豊かです。観る機会も少ない貴重な演奏なので楽しみにしてほしいと思っています。
ここでちょっと豆知識!
連弾や2台のピアノの演奏の形はピアノの台数と手の形で言います。
1台のピアノを2人で弾く場合は「1台4手」、1台のピアノを3人で弾く場合は「1台6手」、2台のピアノを2人で弾く場合は「2台4手」、2台のピアノを4人で弾く場合は「2台8手」です。
今年の発表会ではこの4種類の形での演奏を行ないます。
他に始めたばかりの小さな生徒さん向けに、2人の生徒さんの右手と先生の両手での連弾「1台4手」や4人で弾く「1台8手」、他にも「2台6手」「2台16手」3台のピアノ、5台のピアノ、10台のピアノ演奏などもあります。
新潟のりゅーとぴあというホールには5台のピアノがあり、5台のピアノコンサートが開催されているそうです。観てみたいですね~~。



2020.2/24
こんにちは、服部ピアノ教室です。
2/23にビオラの坂東恵子さんの伴奏でミニコンサートの演奏をしてきました。
18日から江別市コミュニティセンターロビーのふれあい広場で開催されていた美馬恭子さんの絵画個展の最終日にミニコンサートが開催されました。
美馬恭子さんは来月7日に開催されるコミセンのロビーコンサートのプログラムの挿絵を毎回書いている方です。
美馬さんやお弟子さんの書かれた絵が飾られている前で演奏させていただきました。
絵を観に来た方々の憩いのひとときとなっていたら嬉しいです。



2020.2/19
こんにちは、服部ピアノ教室です。
大人の生徒さんのレッスンの中で、どうしても準備に時間がかかってタイミングが遅れてしまうところがありました。
うまくいかないところには必ず何か原因があります。
準備が間に合わずタイミングが遅れる原因として考えられるのは、
1. 弾く音をまだ覚えていないのでスムースに手が動かない。
2. リズムが体にしっかりと入っていないのでタイミングがうまく取れない。
3. リズムはわかっているけれど速くてそのタイミングで弾くには繰り返しの練習が必要。
主にこの3つです。
他に見逃しやすい原因として考えられるのが譜読みの段階での指番号の設定です。
1フレーズは一息に弾き切らないと曲が途切れてしまいます。
皆さんもスラスラ弾けるようになった曲でも、途中でプツっと途切れたり音が飛ぶようなところがあったら、不自然な指使いになっているかもしれません。
意識して弾いてみてください。



2020.2/10
こんにちは、服部ピアノ教室です。
おんぷカードに続き、
紙ぴあのも作っちゃいました!
ドレミファソは、楽譜上のドレミファソ、鍵盤上のドレミファソ、そして声に出して言う言葉のドレミファソの関係がしっかりとつながったときに読めるようになるんじゃないかなって思っています。
読める、わかるようになってそれを積み重ねて訓練することで、速く読めるようになるのです。
楽譜上、鍵盤上、言葉上のドレミファソがつながって楽譜を見たときにすぐに反応して弾くことができるようにボードの五線譜、紙ぴあの、おんぷカードを使って練習しています。
譜読みが嫌い!!!という生徒さんは多いですが、ちょっとずつ練習することできっと嫌いじゃなくなりますよ。
一緒に頑張りましょう♪




2020.2/4
こんにちは、服部ピアノ教室です。
ドレミを書いたおんぷカードを作りました!
ピアノのけんばんの通りにドレミファソと並べて、マグネットの五線譜に並べたおんぷと見くらべていきます。
五線譜の音の動きの通りにドレミと書かれたおんぷカードをなぞることで視覚と感覚的にわかってきているように感じます。
たくさんある楽譜のルールを覚えるのは大変なことですが、楽しみながら少しずつ覚えていってほしいと思っています♪




2020.1/29
こんにちは、服部ピアノ教室です。
大人の生徒さんの交流会を兼ねた発表会を毎年1月に開催しています。
昨日大人の発表会ANDANTEを開催し、無事終了しました。
参加された皆様お疲れ様でした。
なるべく和やかな雰囲気を目指して開催していますが、人前での演奏はどうしても緊張してしまうものですね。
でも、回数を重ね、経験を積むことで発表会への意識や本番の演奏に対しての準備が年々上手になってきていることを感じます。
発表会でもお話しましたが、終わってみて感じたこと、気付いたことなどを整理して分析することはとても大切です。そうすることで次の課題が見えたり、次は違う方法で挑戦することができたりします。
自分の演奏を振り返るとき、うまくいかなかった部分について意識が行きがちですが、是非うまくいったことについても考えてみてください。
以前に比べてできるようになったこと、今回の演奏でうまくできたことについても分析してみましょう。
それは日々練習を続けて上達している証です。
自信を持って自分をほめてあげてほしいです♪
大人の発表会ANDANTEの様子はイベントページにて近日中にアップする予定です。




2020.1/17
こんにちは、服部ピアノ教室です。
いつもは出稽古の生徒さん、今日は振替レッスンで教室に来ました。
前にも見たことはあるけれど、久しぶりのグランドピアノでレッスンです。
早速弾いてみると、、、
ピアノの中が動いているみたいΣ(°□°)
気になる中を覗いてみました。

みんなが弾いているピアノの鍵盤は奥に見える白いハンマーとつながっています。鍵盤を押すとハンマーが持ち上がって弦を叩き、音が出ます。みんながピアノを弾いて鍵盤を押すたびにハンマーが持ち上がっているのが隙間から見えているのです。

アップライトピアノも同じです。グランドピアノのように動いているのを見ることはできませんが、ピアノの中で同じように動いています。
調律のときにはフタを開けているので動きが見えますよ。
電子ピアノにはハンマーがないので動きません。鍵盤を押すと信号が送られて音がでる仕組みになっています。
ピアノの音が出る仕組みです。覚えておいてくださいね♪




2020.1/7
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も一緒にピアノの練習をがんばりましょう♫
今年予定しているイベントと日程をお知らせします。
1/26 大人の発表会ANDANTE 大麻公民館研修室1
大人の生徒さんの発表会で生徒さんの交流会でもあります。
3/7 ロビーコンサート 江別市コミュニティセンターロビー
まちかどコンサートに出演したメンバーとヴィオラデュオでショスタコーヴィチの5つの小品を演奏します。まちかどコンサートでは抜粋でしたが、今回は全曲演奏します。他にも出演するメンバーの曲が色々あります。
6/21 ホール発表会Dolce えぽあホール
今年はソロ演奏と連弾演奏で開催します。連弾演奏は、1台4手の連弾の他、2台4手・2台8手の演奏もします。なかなかできない貴重な機会ですのでお楽しみに♫
7/未定 ニチオンコンクール ルーテルホール
毎年参加しているコンクールです。今年も数名の生徒さんが参加する予定です。
7/未定 大人のコンクール スタンウェイホール
今年3回目となる大人の方のためのコンクールです。
12月未定 クリスマス会 野幌公民館
先月22日に開催しました。野幌公民館に会場を移しての開催で広いホールで盛り上がることができました。今年も同じ会場を予定しています。
♫お知らせ
レッスンで使っている音楽ノートをホームページからダウンロードできるようにしました。
2段と4段の五線譜がありますのでプリントアウトして使って下さい。

